仕事をやめるべきでしょうか?(東京都,アラサーOL)

キャリア

こんばんは。みなさん、お元気ですか?

社会人歴が2桁を迎えようとし、数回の転職を経験していると、最近転職相談が舞い込むことが多いです。(もう辛すぎるニートになりたいな温度感も数知れず。)

そんな友人からの相談に答えていることをつらつら書いてみました。

結論

命の危険を感じる場合はいますぐ辞めましょう

新型コロナウイルスの流行で、緊急事態宣言が発令されているいまのタイミングで転職すべきかどうか迷うひとが多いと感じます。

そんな中でも、数ヶ月残業100時間超えが続いているなど、命にかかわる場合、次の職なんていいのですぐ辞めてください。コロナなんて関係ないです。いのちだいじに。

働くために生きているわけではないです。より良く生きるために働いているのです。つまり働いて死んだら元も子もないので、働いていて命の危険を感じたら即刻いまの会社を辞めましょう。

余裕がある場合は考えてみましょう

どうしても辞めたい理由はなんですか?

同僚が意地悪をする、営業数字の目標がつらい、上司・同僚がストレス、労働時間が長すぎる、給料が安い、転居を伴う異動が多い、1つのことを実行するのにハンコどんだけいるの、お客さんが非道な要求を繰り広げる、僻地勤務むり、KPIがない世界に行きたい…

辞めたい理由は人それぞれだと思います。

漫然と転職サイトを眺めたり、転職成功ブログを読み漁るのではなく、自分が辞めたい理由を立ち止まって一度考えることが大事です。

例えば、営業数字を持たされなくて、なおかつ自分が好きなCM制作を手掛ける会社で働けるのであれば、残業時間が多くてもクライアントに振り回されても、薄給でもOKな人もいれば、

営業数字を背負っていると逆にやる気になる。難しいクライアントと信頼関係を築くことに幸せを感じる。ガンガンはたらいてもいいけど、インセンティブでがっつり稼ぎたいみたいな人もいるわけです。

もちろん、適度な稼ぎで昼寝する人生こそ至高。でもどうせやるなら楽しそうな仕事がいいな。英語はできないよ。ITスキル?むりむり。ぎりぎりCtrl+C。ねこになりたい。という私のような自堕落な人間もいます。

新卒の就職活動だと少し話が違いますが、中途の場合ある程度できることとできないこと、すきなことときらいなことが明確になります。

あなたはどんな仕事にストレスを感じますか?

会社を辞めたいほど耐え難いことはなんですか?

辞めたい理由をリストアップすることが「成功する転職」への近道です。辞めたい理由が、転職によって改善されることこそが環境を変えることの価値だからです。

1度の転職ですべて改善することはできないかもしれない。でも、どうしても耐え難い理由の一つがなくなれば、まずはそれで良いのではないでしょうか。

女性はすべてを手に入れることができる。でも、同時ではない。

以前雑誌のインタビューで特集されていた女性の言葉です。5~60歳くらいの女性だったと思うのですが、新卒で入った会社を出産のため2年で辞めて、旦那さんの転勤について海外で子育てをし、10年以上のブランクがあって社会復帰し、望むキャリアを手に入れた人の話だったと記憶しています。

結婚しなくても、出産しなくても、男性でも女性でも、キャリアを考えるときってこれと通づるものがあるのではないかなと思っています。

長い人生の間に、自分が仕事をする上でほしいものがすべて手に入るよう成長していけばいいと思います。新しい会社で働いている間に、次に働きたい会社をイメージし、そこで必要とされる仕事(=職務経歴書にかける仕事)を率先してこなし、実務経験を積みながら、望む働き方を実現できるようなスキルをつけていけばいいと思います。

自分は大したものを持っていないのに、一度にすべて手に入れようとするから、難しく感じるんです。

あまり魅力的ではない女性から、年収3000万以上、大学は早慶以上、身長180cm以上、イケメンでスポーツマン、優しくて料理ができて、センスが良くて、都内開業医か外銀・外コン、彼の実家からの干渉はない感じの男性紹介してって言われたらどうします?

まずそんな人いないし、いたとしてあなたを選ぶ理由ってなんだろう。と頭を悩ませると思います。

自分のことを棚にあげて、求めすぎてはいけません。

机上の空論より実務経験

私だったら、「知っている」ひとより「やったことがある」ひとと働きたいです。お金を稼ぎながら学べるなら最高じゃないですか?もちろん会社は学校ではないので、あなたも会社(誰か)の役に立たなければなりません。

ただ、数年本気で働けば、なにかしら会社の役にたてるスキルは身につきます。なので、安心してください。きっと大丈夫です。一度に全部手にしようと思わなければ、必ず手に入ります。

それでは、おやすみなさい。

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